まあ、それだけなんですが、なぜ登るのか大人でもちょっと不思議ですし、子供達には単純に楽しいようです。
【材料・道具】
材料は厚紙、ストロー、糸、セロハンテープなどです。ここには太めのタコ糸が写っていますが、最終的に細い水糸に変えました。理由は後ほど。
他に絵を描くために、色鉛筆も使います。もちろん、色ペンでもOK。
【作り方】
①絵を描いて、切り抜く
お菓子の箱か色画用紙に好きな絵を描きます。絵の大きさは握りこぶしくらい。忍者、てんとう虫、花火など上に昇りそうなものが良いでしょう。絵が描けたら、まわりをはさみで切り抜きます。はさみで切った後に絵を裏返し、絵の上となる方に「上」などと書いておきます。
下の絵はカズくんが描いたトカゲです。
②ストローを貼り付ける
ストローを2寸位の長さに切ったものを2本作ります。単位についてはこちら。
ここで使うのは2本だけですが、後で使うために4本切り取っています。
次に、切った2本のストローをさっき描いた絵の裏にストローをセルテープでハの字に貼り付けます。このとき、ちょっと触ったくらいでは動かないくらい、しっかり貼り付けましょう。
③糸を通す
糸を2~3尋位に切り、ストローで作ったハの字の上から糸を通します。
④糸の端に持ち手を作る
糸の端を手で持ちやすいよう、持ち手を作ります。これは持ち手であると同時に、糸がストローからスルッと抜けないための止め具でもあります。
上の役目を果たせれば、持ち手はどんなものでもでも良いのですが、以下はストローを使った参考例です。
まず、糸の端に輪っかを作ります。写真の様に糸を2重にして、
この様に結んだあとギュッと締めると、輪っかが出来ます。
輪っかの中にさっき切ったストローを入れ、折り曲げます。
セロハンテープでしっかりと止めれば、完成です。
【遊び方】
まず、タコ糸の輪になっている部分を高いところにひっかけます。そして、左右の持ち手を交互に下に引っぱると、
絵が昇って行きます。なぜ昇るのでしょう。不思議ですね。
はい、てっぺんまで到着~~!
~こぼれ話・試行錯誤~
この糸のぼり、確かに昇りましたが、手を離しても降りて来ませんでした。ストローを短く切ってみたり、ハの字の形を変えてみても駄目。どうやら、タコ糸が太すぎたようです。しょうがないので、タコ糸はあきらめて細い水糸に変えたところ、期待通りスルスルと降りて来るようになりました。
この様に工作が上手く行かなかった時は、その原因を調べ、解決策を考えましょう。
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