ここで描くものは何でも構いません。お父さんやお母さん、好きな動物やアニメのキャラクターなどが良いでしょう。
【材料・道具】
紙と濃いめの鉛筆、消しゴムがあれば十分です。消しゴムで消えないペンがあると、絵をさらに奇麗にすることも出来ます。ペンには色々種類があり、漫画家さんが使うようなペンを使うと、美しい線が描けるのですが、面倒臭いので、今回はマジックを使いました。
【描き方】
①資料を用意する
想像だけで絵を描くのは、とても難しいことです。何も見ずに描いてしまう人も、以前に本物や写真をよく見たり、描いたりして覚えているから描けるのです。描きたいものの絵や写真を用意して、よく見ながら描きましょう。
今日のモデルは、クマ太郎さんです。
②アタリを描く
人間の絵を描いたとき、目や口から描き始めたら、体を描く場所が無くなったことはありませんか? なんとか全部描けても、頭にくらべて体が小さくなったり、バランスが悪くなってしまうこともあるでしょう。
始めは大まかな形をうすい線で描くのが絵の基本です。人間の絵なら、頭や体、手足を簡単な丸で描いてみましょう。この大まかなうすい線をアタリといいます。アタリは鉛筆を軽く持ってサッサッと描くのがコツです。
アタリを描いて見て、どうもバランスが悪いなら、消して描き直しましょう。ちゃんとうすい線で描けていれば、簡単に消せます。
③濃い線で輪郭を描く
アタリが描けたら、さっきより濃い線で輪郭を描いていきます。アタリは大まかな形ですから、アタリの通りに描く必要はありません。しかし、アタリから大きく外れてしまうと、バランスが悪い絵になってしまいますから、注意しましょう。
④細かい部分を描く
濃い線で輪郭がかけたら、その中の細かい部分を描き込んで行きます。いきなり濃い線で描く自信がないときは、アタリを描いてバランスを見るのも良いです。特に、人間や動物の目鼻口は少しの違いでバランスが悪く見えてしまうので、納得がいくまで描き直しましょう。
細かい部分が全部描けたら、完成です。どうですか?アタリを描かないで描いた絵より上手に描けたのではないでしょうか?
【チャレンジ】
○ペン入れ&消しゴムかけ
鉛筆で描いた絵にはアタリなどのいらない線が残っています。絵をもっときれいにしたいときは、まず消しゴムで消えないペンなどで線をなぞります。この作業をペン入れと言います。
ペン入れが終わって十分に乾いた後、いらない鉛筆の線を消しゴムで消せば、完成です。
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