紙棒工作(作例1)

【作例】


①人型


 まずは超単純なものから。紙棒を折り曲げて作った人型です。何だこりゃ、って感じですが、まあ、手始めに。
 

②剣と鞘


 お次はカズくんが作った剣と鞘です。紙棒を何本か束ねて曲がりにくくし、柄の部分には折り紙を貼ってからタコ糸を巻いています。刃の部分に銀の折り紙を貼りたかったようですが、銀はそんな沢山無いものな。残念。鞘はゆるく巻いた紙棒です。
 カズくんはこれで、チャンバラごっこなどして遊んでいます。


③サイコロ


 まず紙棒を折って正方形を作ります。なるべく大きさの等しい正方形になるように注意しながら、同じものを6つ作ります。

 次に六つの正方形を立体的に組み合わせます。

 六つの面に折り紙を貼り、赤と黒のマジックで目を書き込めば、大きなサイコロの出来上がりです。見た目に反し、結構頑丈です。
 カズくんは今、このサイコロを振っては足し算をしたりして遊んでいます。子供は何でも遊びにしてしまうものですね。


④飛行機1


 F14トムキャット?な飛行機です。

 生意気に羽が開閉します。これだけだとちょっとしょぼい感じですが、もっと紙を貼り付けてボリュームを付け、色を塗ったら立派な作品になるかもしれません。


⑤飛行機2


 一番の力作、複葉プロペラ機です。プロベラはちゃんと回るようになっています。
 これも写真で見ると、すぐ壊れそうな印象ですが、しっかりと紙棒をつないで作っているため、子供が乱暴に遊んでも簡単には壊れません。
 いかがでしょうか。薄い紙でも、紙棒にすれば様々な作品が出来るでしょう?
 皆さんも何か素敵な作品を作ってみて下さい。


【こぼれ話:小さな男の子の力作】


 某イベントの工作コーナーにて、見本の作品として上の複葉プロペラ機を飾りました。何人かの子が挑戦してくれましたね。
 中でも覚えているのが4歳くらいの男の子。
 お母さんが「絶対無理だから」と止めても、「作りたい」と言って頑張って取り組んでいました。その日は時間が無いとのことで、「あとはお家で作ってみてね」と男の子に紙とセロハンテープをあげて、帰られました。
 イベント2日目、同じ方が来られ「家の子がこれ作ったんです」と男の子が作った作品を見せに来てくれました。お母さんはも男の子も嬉しそうな、誇らしそうな表情で、とっても印象に残っています。
 もちろん、私は「おお、すごいの作ったね。やったね」と言って褒めました。
 ちなみに、イベントの最後には見本の作品を来場された方に配っており、この複葉プロペラ機もどなたかにもらわれて行きました。

1 件のコメント:

  1. 「時間が足りないから家で続きがしたい!!」
    ワークショップは作品を完成させるところではなく、ここが始まりなのですよね。

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